新型コロナウイルスの収束が見えず、たくさんの企業が経営の危機にありますが
日本語教育業界も例外ではありません。
専任日本語教師として働きながら、日本語教育業界はこれからどうなるんだろう
日本語教師を続けていけるだろうか、と時々不安になります。
新入生がいない
新型コロナウイルスの影響で、多くの留学生が来日できていない状況が続いています。
私が働いている日本語学校でも、昨年1年間、新入生が来日できませんでした。
今後、いつ新入生が来日するかは目途が立っていません。
非常勤講師は担当授業がない
新入生がいなくて学生が少ないので、担当する授業の数も減ってしまいました。
昨年度は、週20時間の授業を担当していましたが、現在はたった週8時間です。
特に非常勤の先生は週に1回の勤務だったり、中には担当授業がない方もいます。
非常勤教員にとっては、経済的に厳しい状況だと思います。
今は他の仕事と掛け持ちしなければ、日本語教師だけで食べていくのは難しいと思います。
続く厳しい経営状況
とはいえ、専任教師の私も安心してはいられません。
新入生がいなければ、日本語学校の経営も厳しくなります。
私の働いている日本語学校は、開校して間もない小さな学校ですから
コロナの影響はとても大きいです。
それでも授業のオンライン化に対応したり、なんとか生き残るために試行錯誤しております。
日本語教師の求人はある
ここまで日本語教師の厳しい現状をお伝えしましたが、日本語教師の求人はあります。
コロナの影響をどれだけ受けているかは、学校や企業にもよるので日本語教師としての仕事が全くなくなるというわけではないと思います。
日本語教師に限らず、誰もが不安を抱えながら生活していますよね。
早くコロナが収まってくれないかなと思う毎日です。